(1) $A = \{1, 2, 4, 5, 10, 20\}$,
$B = \{3, 6, 9, 12, 15, 18\}$,
$C = \{2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20\}$
である。
明らかに $A\subset C$ は正しくない。.
又 $A\cap B = \varnothing$ は正しい。
従ってキは 2.
$(A\cup C)\cap B = \{6, 12, 18\}$ で正しい。
一方 $A\cap B = \varnothing$ なので$\bar A\cap B = B$ である。
従って $\bar A\cap(B\cup C) = (\bar A \cap B)\cup(\bar A\cap C) = B\cup(\bar A\cap
C)$ なのでこれも正しい。
以上より ク は 0.
(2) $p$ ⇔ $x - 2 > 2$ or $x - 2 < -2$
⇔ $x > 4$ or $x < -4$.
又, $s$ ⇔ $x > 4$ or $x < -4$.
更に $q$ 又は $r$ とは $x < 0$ 又は $x > 4$
ということなので, ケ は 2.
一方明らかに $r$ ⇒ $s$ で, 逆は成り立たないので コ は 0.
(1) ク の後半で $A\cap B = \varnothing$ を使うのがポイント。 最初これに気付かなかった。 要素を入れた Venn 図を描くのが良いかもしれない。 (入れないでやると失敗する)
(2) は基本で, 難しくない。