次の方法は Polya (1952) による方法である。
f(x) = ex - x - 1
と置こう。 f'(x) = ex - 1 なので, x > 0 ⇒ f'(x) > 0, x < 0 ⇒ f'(x) < 0 である。 そして, f(0) = 0 であるから, f(x) ≧ 0 で, 等号は x = 0 のみで成立。
さて, An = ((a1 + a2 + … + an)/n, Gn = n√(a1a2…an) と置く。 ここで
x = ak/An - 1, k = 1, 2, ..., n
と置くと, f(x) ≧ 0 だから, ex ≧ x + 1 で, 等号成立は x = 0 のみであるから (下記で exp x = ex である, これは一般的な記号)
⇔ Gn/An ≦ 1 ⇔ Gn ≦ An.
で, 等号成立は ak/An - 1 = 0 即ち, a1 = a2 = … = an.■